私(俺)の不器用な愛情表現
そう。
ずっと知りたかった。
私のどこを好きになってくれたのか。
どうして、他に良い人が沢山いるのに私だったのか。
私たちは運命だったのか。
嫌われ者の私に何故好意をいだけたのか。
私はあなたの力に少しでもなれていたのか。
「合田くんの事が知りたかったからだよ。」
「そうですか。」
そう言った彼は言葉だけじゃ素っ気ないけど。
顔はとても優しげに微笑んでいた。
私の言葉一つでそんな顔をするなんてね。
私はやっぱり、自分が思うよりもあなたの中では存在が大きいのかな?