2/3片思い
マヨは、パンを全て口に放り込むと、牛乳をストローでずずずっと勢いよく吸い上げた。
そしておもむろに尋ねてきた。
「・・・で、松川君のどこが好きなわけ?」
え?
どこって言われても。
チョコパンをかじったまま考えていると、
「ちょっと、理由もなく好きになっちゃったの?」
と、マヨが甲高い声で叫んだ。
「しー!声が大きいって!」
私は慌てて、マヨの手を掴んだ。
きっと誰も聞いてない。
例え聞いてたって、私なんかのこと皆全然興味なんてもっちゃいない。
なのに、こういう話題には必要以上に自意識過剰になっちゃうもんなのね。
恥ずかしくてしょうがない。
これも初めて知る感覚。
恋っておもしろい。
そしておもむろに尋ねてきた。
「・・・で、松川君のどこが好きなわけ?」
え?
どこって言われても。
チョコパンをかじったまま考えていると、
「ちょっと、理由もなく好きになっちゃったの?」
と、マヨが甲高い声で叫んだ。
「しー!声が大きいって!」
私は慌てて、マヨの手を掴んだ。
きっと誰も聞いてない。
例え聞いてたって、私なんかのこと皆全然興味なんてもっちゃいない。
なのに、こういう話題には必要以上に自意識過剰になっちゃうもんなのね。
恥ずかしくてしょうがない。
これも初めて知る感覚。
恋っておもしろい。