2/3片思い
マヨから聞いた情報を、手帳に書いてベッドの中で何度も見返した。
試験勉強だったら、何度覚えてもインプットされないのに、
好きな人のことだったら一発で覚えられちゃうのはなぜだろう?
「好き」っていう威力はすごいんだなぁ。
もし、松川くんが私のこと好きだったらどうしよう?
ふふふ。
んなわけないか。だけど、そんな風に思うくらいは悪いことではないよね。
誰かが思えばその通りになるなんて言ってたっけ。
布団をふかく被って、誰に見られるわけでもないのにこっそり笑った。
次の日。
教室に入る時、いつも以上にドキドキした。
すぐにマヨのところへ走っていく。
小さい声で、
「昨日は色々情報ありがとね。」
と言った。
「あ。」
マヨの視線が私の背中の後の方に向けられた。
「松川くんがこっち見てるぅ。」
試験勉強だったら、何度覚えてもインプットされないのに、
好きな人のことだったら一発で覚えられちゃうのはなぜだろう?
「好き」っていう威力はすごいんだなぁ。
もし、松川くんが私のこと好きだったらどうしよう?
ふふふ。
んなわけないか。だけど、そんな風に思うくらいは悪いことではないよね。
誰かが思えばその通りになるなんて言ってたっけ。
布団をふかく被って、誰に見られるわけでもないのにこっそり笑った。
次の日。
教室に入る時、いつも以上にドキドキした。
すぐにマヨのところへ走っていく。
小さい声で、
「昨日は色々情報ありがとね。」
と言った。
「あ。」
マヨの視線が私の背中の後の方に向けられた。
「松川くんがこっち見てるぅ。」