2/3片思い
ちらっと、横にいるマヨを見た。
マヨは、敢えて?こちらから視線を外して、窓の外をぼんやりと眺めていた。
マヨ、ありがとう!
二人で話す機会を作ってくれたんだね。
松川くんがせっかく私と会話してくれてるんだから、何か話さなくちゃ!
「松川くんは、マッキーのコンサートとか行ったことある?」
心臓が爆発しそうだった。
自分の声じゃないような澄ました声が口から飛び出す。
私の緊張した雰囲気を察したのか、松川くんは一瞬目をそらした。
そして、私の大好きな声で答えた。
「まだ。行ったことないけど、今度行くんだ。」
「え?今度って、来月にO市のシンフォニー会館であるあのコンサートかな?」
「うん。」
「よくチケットとれたねー。」
「まあな。」
松川くんは少し恥ずかしそうに窓の外を見た。
本当は、『誰と行くの?』って聞きたかったけど、そのまま笑顔で流してしまう。
マヨは、敢えて?こちらから視線を外して、窓の外をぼんやりと眺めていた。
マヨ、ありがとう!
二人で話す機会を作ってくれたんだね。
松川くんがせっかく私と会話してくれてるんだから、何か話さなくちゃ!
「松川くんは、マッキーのコンサートとか行ったことある?」
心臓が爆発しそうだった。
自分の声じゃないような澄ました声が口から飛び出す。
私の緊張した雰囲気を察したのか、松川くんは一瞬目をそらした。
そして、私の大好きな声で答えた。
「まだ。行ったことないけど、今度行くんだ。」
「え?今度って、来月にO市のシンフォニー会館であるあのコンサートかな?」
「うん。」
「よくチケットとれたねー。」
「まあな。」
松川くんは少し恥ずかしそうに窓の外を見た。
本当は、『誰と行くの?』って聞きたかったけど、そのまま笑顔で流してしまう。