2/3片思い
やば。
ムキになってたら、私が松川くんのこと好きだってタイスケにばれちゃう。
気を落ち着かせるためにまたコーラを飲む。
「それよりさ、そんな風にタイスケの勝手な判断が誰かの迷惑になることもあるんだからね。気をつけなさいよ。」
「ちぇ。ナツミだったら何か情報持ってるかと思って聞いただけだよ。他の誰にも言うわけないじゃん。」
へー。
意外と真面目に考えてたんだ。
タイスケの話を聞いていくうちに、最初のショックは随分薄らいでいった。
なんだかお腹空いてきたな。
「ねー。そのダブルバーガー一個もらっていい?」
既にバーガーを半分ほど平らげたタイスケが少し笑った。
「やっぱ買っといてよかったわ。ほれ、食べなよ。」
タイスケに手渡されたバーガーはまだほんのり温かかった。
「お前さぁ。」
バーガーの包みを広げている私をじっと見ながらタイスケは静かに言い始めた。
ムキになってたら、私が松川くんのこと好きだってタイスケにばれちゃう。
気を落ち着かせるためにまたコーラを飲む。
「それよりさ、そんな風にタイスケの勝手な判断が誰かの迷惑になることもあるんだからね。気をつけなさいよ。」
「ちぇ。ナツミだったら何か情報持ってるかと思って聞いただけだよ。他の誰にも言うわけないじゃん。」
へー。
意外と真面目に考えてたんだ。
タイスケの話を聞いていくうちに、最初のショックは随分薄らいでいった。
なんだかお腹空いてきたな。
「ねー。そのダブルバーガー一個もらっていい?」
既にバーガーを半分ほど平らげたタイスケが少し笑った。
「やっぱ買っといてよかったわ。ほれ、食べなよ。」
タイスケに手渡されたバーガーはまだほんのり温かかった。
「お前さぁ。」
バーガーの包みを広げている私をじっと見ながらタイスケは静かに言い始めた。