2/3片思い
「もぉ、マヨー。何してたのよー。携帯つながらないから心配したじゃない。」
思わず本音がポロリとこぼれる。
「心配って、それくらいで何でナツミが心配すんのよ。電波が届かない場所にいることくらい誰だってあるじゃない。」
マヨの冷ややかな声が耳にひびいてくる。
いつものマヨの声だ。
それだけで嬉しい。
「電波が届かないところってどこよ。」
「ん~、どこでもいいじゃない。それより、何?」
珍しくマヨがいらだってる。
今、かけちゃまずかったの?
「今、話してても大丈夫?」
マヨに圧倒されて、少し後ずさり。
「あ、うーん。今出先なんだ。だから、あんまりゆっくり話せないかも。急ぎ?」
どこに出かけてるの?
英会話学校?
もし、そうなんだったら、そうだって言ってくれればいいのに。
っていうか、私から聞けばいいじゃん!
でも、その一言が今はなかなか切り出せないでいる。
思わず本音がポロリとこぼれる。
「心配って、それくらいで何でナツミが心配すんのよ。電波が届かない場所にいることくらい誰だってあるじゃない。」
マヨの冷ややかな声が耳にひびいてくる。
いつものマヨの声だ。
それだけで嬉しい。
「電波が届かないところってどこよ。」
「ん~、どこでもいいじゃない。それより、何?」
珍しくマヨがいらだってる。
今、かけちゃまずかったの?
「今、話してても大丈夫?」
マヨに圧倒されて、少し後ずさり。
「あ、うーん。今出先なんだ。だから、あんまりゆっくり話せないかも。急ぎ?」
どこに出かけてるの?
英会話学校?
もし、そうなんだったら、そうだって言ってくれればいいのに。
っていうか、私から聞けばいいじゃん!
でも、その一言が今はなかなか切り出せないでいる。