LOVEBAD~ヤクザの息子の副社長と最低最悪の身籠り婚~
翌日から、私の秘書業務が始まる。
広報の仕事でも時々スーツを着用するので、二着程持っていて、
とりあえずは、それを着て出勤する。
出勤してすぐに社長室へと呼ばれて、行くと。
「失礼します」
「文乃ちゃん。おはよう」
岡崎社長は、社長室に入って来た私に、執務机に座りながら挨拶をしてくる。
なんだか、いつの間にか名前呼びになっていて。
岡崎社長が社員とフレンドリーなのは社内で有名だけど、本当にそうなんだな。
「そうそう。昨日、文乃ちゃんのLINE聞きそびれていたなぁって」
それで、早速呼ばれたのだろうか?
ただ、仕事上でこの先この人と連絡先は交換する事にはなるのだろうけど。
「あの、岡崎社長。
LINEではなく、普通に携帯番号の交換をさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
「あ、それは、高田から後から聞いておいて。
俺、LINEは電話帳追加とかしてないから、仕事じゃなく、プライベートで文乃ちゃんとお友達になりたいな、って。
プライベートで仲良く、ね」
そう、私を見上げて来る顔は、あの忌まわしき永倉副社長と本当にソックリもソックリで。
兄弟揃って、こんな感じで軽いのか?
そして、この人もきっと私とする事したら、手のひら返したように…。
この人とは絶対にしないけど。
広報の仕事でも時々スーツを着用するので、二着程持っていて、
とりあえずは、それを着て出勤する。
出勤してすぐに社長室へと呼ばれて、行くと。
「失礼します」
「文乃ちゃん。おはよう」
岡崎社長は、社長室に入って来た私に、執務机に座りながら挨拶をしてくる。
なんだか、いつの間にか名前呼びになっていて。
岡崎社長が社員とフレンドリーなのは社内で有名だけど、本当にそうなんだな。
「そうそう。昨日、文乃ちゃんのLINE聞きそびれていたなぁって」
それで、早速呼ばれたのだろうか?
ただ、仕事上でこの先この人と連絡先は交換する事にはなるのだろうけど。
「あの、岡崎社長。
LINEではなく、普通に携帯番号の交換をさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
「あ、それは、高田から後から聞いておいて。
俺、LINEは電話帳追加とかしてないから、仕事じゃなく、プライベートで文乃ちゃんとお友達になりたいな、って。
プライベートで仲良く、ね」
そう、私を見上げて来る顔は、あの忌まわしき永倉副社長と本当にソックリもソックリで。
兄弟揃って、こんな感じで軽いのか?
そして、この人もきっと私とする事したら、手のひら返したように…。
この人とは絶対にしないけど。