LOVEBAD~ヤクザの息子の副社長と最低最悪の身籠り婚~
◇
「とりあえず、今後の事を話さないといけないから、このままうちに来て」
タクシーの中、岡崎社長にそう言われる。
「え、社長の家にですか?」
「だって、みー君が父親なら、俺も無関係ではないから」
そうか。
もし、本当に私が妊娠しているなら、
私のお腹の中の子供はこの人の甥っ子か姪っ子になるのか。
「大丈夫。
文乃ちゃんにとって悪いようにはしないから」
なんだろう。
さっきもそうだったけど、この人に大丈夫だと言われると、とても安心する。
普段はちょっとチャラチャラしてるけど、やはり大会社の社長なだけある。
岡崎社長の家は、あの日訪れた永倉副社長が住んでいる同じタワマンで、
しかも、隣の部屋だった。
「とりあえず、文乃ちゃん顔色悪いから、寝てなさい」
そう言われ、寝室へと連れて行かれる。
岡崎社長の寝室には、大きなキングベッドがドーンとあり、
今現在、この人と寝室に二人っきりな事に気付いた。
気付いたけど、この人がそんな気がないのは、私を心配するように見ているその目で分かる。
「喉とか乾いてない?」
「大丈夫です」
「とりあえず、ちょっと寝といて。
その間に、急いで薬局でアレ買って来るから」
「アレ?」
アレって、もしかして、アレ?
こんな私を心配するような顔をして、する気?
「妊娠検査薬ってやつ?
流石にいきなり病院ってのもね。
この時間、もう救急しかないだろうし。
それに、妊娠してるかしてないかだけ、ハッキリしないと」
「そうですね…」
妊娠検査薬か…。
変に勘違いしてしまった。
でも、妊娠してるんじゃないかと言われてから、もう本当にそうとしか思えない。
私、きっと妊娠してるんだろうな。
「とりあえず、今後の事を話さないといけないから、このままうちに来て」
タクシーの中、岡崎社長にそう言われる。
「え、社長の家にですか?」
「だって、みー君が父親なら、俺も無関係ではないから」
そうか。
もし、本当に私が妊娠しているなら、
私のお腹の中の子供はこの人の甥っ子か姪っ子になるのか。
「大丈夫。
文乃ちゃんにとって悪いようにはしないから」
なんだろう。
さっきもそうだったけど、この人に大丈夫だと言われると、とても安心する。
普段はちょっとチャラチャラしてるけど、やはり大会社の社長なだけある。
岡崎社長の家は、あの日訪れた永倉副社長が住んでいる同じタワマンで、
しかも、隣の部屋だった。
「とりあえず、文乃ちゃん顔色悪いから、寝てなさい」
そう言われ、寝室へと連れて行かれる。
岡崎社長の寝室には、大きなキングベッドがドーンとあり、
今現在、この人と寝室に二人っきりな事に気付いた。
気付いたけど、この人がそんな気がないのは、私を心配するように見ているその目で分かる。
「喉とか乾いてない?」
「大丈夫です」
「とりあえず、ちょっと寝といて。
その間に、急いで薬局でアレ買って来るから」
「アレ?」
アレって、もしかして、アレ?
こんな私を心配するような顔をして、する気?
「妊娠検査薬ってやつ?
流石にいきなり病院ってのもね。
この時間、もう救急しかないだろうし。
それに、妊娠してるかしてないかだけ、ハッキリしないと」
「そうですね…」
妊娠検査薬か…。
変に勘違いしてしまった。
でも、妊娠してるんじゃないかと言われてから、もう本当にそうとしか思えない。
私、きっと妊娠してるんだろうな。