夢みる少女は、寂しがり詐欺師に騙されない。

ウサギの匂いがして

ウサギの温もりがして



ウサギのパーカーの中で

泣いた



「ウサギ…好きだよ…

ホントは、大好きだよ…

ずっとウサギといたい

ウサギのカノジョになりたかった」



目の前にあった夢を

私は自ら諦めた



ウサギはいつも

叶えようとしてくれてるのに…



ウサギの私への好きって気持ちは

同情だったのかな?



だとしたら

それも悲しくて



私はいつも

口だけで

嘘つきで

ワガママで

最低だ



そんな私に

誰も恋なんてしない



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