【完】ネコ系男子は幼なじみだけに素顔を見せる
ナギちゃんはどうかな?




チラッと渚の方を見ると美味しそうに食べていた。




理人と同じように止まらず、幸せそうな笑みを浮かべている。





良かったナギちゃんの口に合ったんだ。




作った料理を幸せに食べてもらえると、こっちまで幸せな気分になる。





私はこれが何よりも嬉しいから料理が大好きになったんだ。





杏ちゃんもゆずくんも皆笑顔だ…!




「黒木くん、いつもこんな美味しい心絆の料理食べてたんだ。羨ましいな〜。私も今度心絆のお弁当食べたいな」





勢いよく食べていた手を一旦置いて口を拭きながら杏子が言った。





その言葉が嬉しかった心絆は満面の笑みを見せる。





「いいよ!杏ちゃんの分も作るね!」





「いいの!?ありがとう心絆〜」





杏子は嬉しくなって誰よりもはしゃいだ。




そしてまたカレーを食べて始めた。



杏ちゃんが喜んでくれるなら私、頑張って作っちゃうよ!!





「ココ、おかわり」





いつの間にか食べ終わっていたゆずくんがおかわりを志願。




「はーい。ゆずくん今日はいっぱい食べるね」
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