【完】ネコ系男子は幼なじみだけに素顔を見せる
グサッ!
確かに私はナギちゃんみたいに背も高くなければ、スタイルだって負けている。
お肌も髪だってナギちゃんの方がツヤツヤで魅力的だ。
私じゃ“柚弦様”と呼ばれているゆずくんに釣り合わないなんて考えることも沢山あったけど、私はそれでもゆずくんが好き。
それだけはナギちゃんには負けたくないよ…!!
「あのね、ナギちゃん私は」
渚に自分が柚弦のことをどれだけ思っているか言おうと思った次の瞬間、柚弦が遮るように口を挟んだ。
「ココは誰よりもオレのことを考えてくれる。それに、ココにならオレは甘えられるから」
ドキッ…!
頬を染めながら私の方を見てきたゆずくんに私も少し照れてしまう。
「柚弦くん昔から心絆ちゃんに撫でられるの好きだったからね」
「おい理人!余計なこと言うな…!」
「心絆愛されてるね〜。羨ましい」
「杏ちゃんまで…!りっくんもそんなはっきり言わないでよ…///」
その会話にしびれを切らしたナギちゃんが突然テーブルを叩いた。
その音に驚いて、皆一瞬で静かになる。
確かに私はナギちゃんみたいに背も高くなければ、スタイルだって負けている。
お肌も髪だってナギちゃんの方がツヤツヤで魅力的だ。
私じゃ“柚弦様”と呼ばれているゆずくんに釣り合わないなんて考えることも沢山あったけど、私はそれでもゆずくんが好き。
それだけはナギちゃんには負けたくないよ…!!
「あのね、ナギちゃん私は」
渚に自分が柚弦のことをどれだけ思っているか言おうと思った次の瞬間、柚弦が遮るように口を挟んだ。
「ココは誰よりもオレのことを考えてくれる。それに、ココにならオレは甘えられるから」
ドキッ…!
頬を染めながら私の方を見てきたゆずくんに私も少し照れてしまう。
「柚弦くん昔から心絆ちゃんに撫でられるの好きだったからね」
「おい理人!余計なこと言うな…!」
「心絆愛されてるね〜。羨ましい」
「杏ちゃんまで…!りっくんもそんなはっきり言わないでよ…///」
その会話にしびれを切らしたナギちゃんが突然テーブルを叩いた。
その音に驚いて、皆一瞬で静かになる。