冬物語


「初めての彼氏だから大切にしたくて、簡単には離れたくなかったの。


でもそれが迪を不安にさせていた。


本当にごめんなさい。

あたしの話は終わり。帰ろっか。ごめんね。迷惑かけて…今までありがとう。」


もう、これで迪を苦しめることはない。



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