せんぱいのおまじない
私は、保健室でおまじないをかけられてから気になっている事があった。
なんか、小さい頃にも、された気がする。
その頃の記憶なんて、ほとんど薄れているか、忘れているかしているけれども、いくつか頭の中に強い記憶がある。
でもその記憶は、夢の中でみた記憶か、リアルな記憶なのか、曖昧だった。
なんとなく、保育園へ通っていた頃のアルバムを開いた。
「えっ?」
まさかあるわけがないと思っていた写真を見つけた。
私が年中の頃の運動会の写真。
写真屋さんが撮った写真だと思うんだけど。メインで走っている人の後ろに私が写っていた。
私の隣には、先輩らしき人がいた。
目元とか特に、今の先輩の面影がある。
そうだ、この時だ。
次々に蘇ってくる記憶。
転んで怪我をして泣いている私。
先輩がその時、おまじないをかけてくれたんだ!
記憶は夢ではなくリアルで、保健室でかけてくれたおまじない、実は二回目だったんだ。
私は先輩がくれたアロマの小瓶と書いてくれたメッセージ、そしてハンカチを見つめた。
お礼の手紙を書き、鞄に入れた。
先輩に伝えるか分からないけれど、保育園の写真も一応鞄の中に入れた。
なんか、小さい頃にも、された気がする。
その頃の記憶なんて、ほとんど薄れているか、忘れているかしているけれども、いくつか頭の中に強い記憶がある。
でもその記憶は、夢の中でみた記憶か、リアルな記憶なのか、曖昧だった。
なんとなく、保育園へ通っていた頃のアルバムを開いた。
「えっ?」
まさかあるわけがないと思っていた写真を見つけた。
私が年中の頃の運動会の写真。
写真屋さんが撮った写真だと思うんだけど。メインで走っている人の後ろに私が写っていた。
私の隣には、先輩らしき人がいた。
目元とか特に、今の先輩の面影がある。
そうだ、この時だ。
次々に蘇ってくる記憶。
転んで怪我をして泣いている私。
先輩がその時、おまじないをかけてくれたんだ!
記憶は夢ではなくリアルで、保健室でかけてくれたおまじない、実は二回目だったんだ。
私は先輩がくれたアロマの小瓶と書いてくれたメッセージ、そしてハンカチを見つめた。
お礼の手紙を書き、鞄に入れた。
先輩に伝えるか分からないけれど、保育園の写真も一応鞄の中に入れた。