火の力を持つ国王様は愛も熱い


エドにたっぷり愛撫をされて気持ち良くて息を切らしてソファで横になっていると、最後に頬にキスをされる。

…最後までしてないのにこんなとろけるようになってしまうなんて……エドが上手いの?それとも相性?最後までしたらどうなっちゃうんだろう?

「ハァ…ハァ…少し休んでろ」

エドはそう言って息を切らしながら背を向けた。

たっぷり愛してくれるからエドも消耗してるんだ…体温も上がったままだし、昨日も一度お水を浴びに行ってた。

こういう時の体温の上昇は薬が必要な時とは違って命に関わるような体温より上がる事はなく、キスをしても体温は下がらない。

たっぷり愛してくれるお返しに私も何か返せないかな?
まだまだ自分の水の力のことわからないから何が出来るか分からないけど、こういう時も私がエドの体温を下げる事できるかもしれない。

それに、私もエドの事たくさん触りたいのに全然触らせてくれないんだもん…

私は起き上がって、背を向けたエドの背中に抱き着いた。

すると、エドは体をビクッとさせた。

「ハァ…ねぇ、エド…」

「エ、エマ……休んでろ、こっち来なくていいから……な?」

「そんな事言わないで…私もエドに………ハッ!ごめんなさいっ」

私は驚いてエドからパッと離れた。
見てしまった…

エドは………が、大きくなっていて…それを自ら処理していた。

「悪い、エマの余韻があるうちに処理したくて…こんなところでするべきじゃなかったな…浴室に行くから戻るまで休んでおけ」

そう言って立ち上がろうとするエドに私は急いでまた抱き着いた。

「ごめんなさい…あの…私……自分ばかり気持ち良くなってしまって…エドのそういうの全然知らなくて……専属メイド失格です…」

「そういうつもりで専属にしたわけじゃない、俺は自分の事は自分で処理するから気にしなくていい」

「私にやらせて下さいっ」

「…メイドとしてそういう事やらせるみたいになるからやだ」

「メイドとしてじゃないもん…私だってエドの事愛してるから……触りたいのに」

そう言うとエドはソファに腰を下ろして抱き締めてくれる。

「…エマがそんなに俺の事愛してくれるって言うなら……その…嫌悪感あればすぐ止めていいからな?」

「エドに嫌悪感なんて絶対ないから……どうしたらいい?」

エドは言いにくそうに説明してくれたけど、説明してる時は一度も目を合わせてくれなかった…。

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