義理の弟と拗らせ中。
「そっか。ならしょうがないね。」
私は由宇の頭を軽く撫でる。
「てことで、俺、学校では姉ちゃんに甘えないから。」
どういうこと?
由宇はすっと指で私の頬をなぞると、そのまま顔を私の耳に近づけて呟く。
「そのかわり、たっぷり甘やかしてあげる。」
かっこいい由宇は雑誌でしか見たことなくて。
家では、私の前ではずっと甘えてきて。
だから、これからも私は由宇を甘やかしていくんだと思っていた。
それが、由宇に甘やかされる、とか。
「由宇は姉ちゃんを殺す気?」
真っ赤になっているであろう顔で私は由宇を睨むと、由宇は追い討ちをかけるように私の頬にキスを落とし、してやったり顔で
「殺して俺のものになるなら本望だよ。」
と呟いて去っていった。
私は由宇の頭を軽く撫でる。
「てことで、俺、学校では姉ちゃんに甘えないから。」
どういうこと?
由宇はすっと指で私の頬をなぞると、そのまま顔を私の耳に近づけて呟く。
「そのかわり、たっぷり甘やかしてあげる。」
かっこいい由宇は雑誌でしか見たことなくて。
家では、私の前ではずっと甘えてきて。
だから、これからも私は由宇を甘やかしていくんだと思っていた。
それが、由宇に甘やかされる、とか。
「由宇は姉ちゃんを殺す気?」
真っ赤になっているであろう顔で私は由宇を睨むと、由宇は追い討ちをかけるように私の頬にキスを落とし、してやったり顔で
「殺して俺のものになるなら本望だよ。」
と呟いて去っていった。