もう一度君に、

山田 真唯《やまだ まい》、この子は小学生の時からの親友。


「またまた〜で、クラスどうだった?」


真唯は1年4組で、隣のクラスとなった。


「真唯ー!真唯と離れて寂しいよう。
よっしーなんかとじゃなくて、真唯とがよかった」


わざとよっしーに聞こえるように言い、真唯に抱きつきにいくと真唯は優しく撫でてくれた。

するとよっしーは腹立たしそうに私の腕を掴むなり、「早く教室に行くぞ」と言って3人で1年生の教室へ向かった。

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