西園寺先生は紡木さんに触れたい
6.西園寺先生は紡木さんを守りたい
文化祭の次の日は日曜日で休み。そして今日、月曜日は午前中だけ文化祭の片付けをする為に登校となっていた。
紡木はというと西園寺のことを好きと自覚してしまった気まずさと、西園寺に会えるという喜びが混ざった感情で登校した。
「よう!ツムツム!」
教室に入ろうとしたところで、後ろからいつになくご機嫌そうな蓮の声が聞こえた。
「おはよ〜…ってあれ!?」
紡木が声の方へ振り返ると、蓮の隣には葵が手を繋いで並んでいた。
2人の顔は今までにないくらい幸せそうで、紡木は2人がうまくいったことを確信した。
紡木はというと西園寺のことを好きと自覚してしまった気まずさと、西園寺に会えるという喜びが混ざった感情で登校した。
「よう!ツムツム!」
教室に入ろうとしたところで、後ろからいつになくご機嫌そうな蓮の声が聞こえた。
「おはよ〜…ってあれ!?」
紡木が声の方へ振り返ると、蓮の隣には葵が手を繋いで並んでいた。
2人の顔は今までにないくらい幸せそうで、紡木は2人がうまくいったことを確信した。