西園寺先生は紡木さんに触れたい
『光の郷、一緒にデートしない?』



彼女の口からハッキリそう聞こえた。



文化祭の時に一緒におばけの絵を描いてた彼から。


いつの間にそんな仲になっていたのだろう。


西園寺はいつの間にか廊下を駆けていた。


気持ちの整理ができなくて、じっとしていると涙が出てきそうで。



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