八千代くんのものになるまで、15秒
「あー……」
あれ?なんだかあんまり乗り気じゃない?
「お家の人は?」
「え?お母さんならいると思うけど……」
「そう。それならいいかな」
少し安心したような顔の梓希くんに首を傾げる。
まぁ、でもこれで無事に課題も進められそうだし……いっか。
「じゃあ行こ!お母さんにも紹介したい」
「はは、急に緊張してきた」
「大丈夫だよ。梓希くんは全部がパーフェクトだもん」
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