゚・*:Plesance Sinfonia:*゚・
*永遠と現実と*
永遠など有り得ない。
そう、私は知っていた。
彼女が薔薇を摘んだ時、指から血が一滴も滲んでいなかったことも。
何故なのか。
私は閉じ込めていたのだ。
彼女の全てを。
温かい思い出を。
楽しかった頃の思い出を。
あの笑顔を。
全て。
そうして憎しみだけを残した。
憎めば、温かな思い出など思い出そうとはしないから。
私の大好きなエヴァ。
大切な妹。
お前は、何年も前にいなくなったことを、私は忘れ去っていたのだ。
そう、私は知っていた。
彼女が薔薇を摘んだ時、指から血が一滴も滲んでいなかったことも。
何故なのか。
私は閉じ込めていたのだ。
彼女の全てを。
温かい思い出を。
楽しかった頃の思い出を。
あの笑顔を。
全て。
そうして憎しみだけを残した。
憎めば、温かな思い出など思い出そうとはしないから。
私の大好きなエヴァ。
大切な妹。
お前は、何年も前にいなくなったことを、私は忘れ去っていたのだ。