記念写真を一枚
修と一緒にいるうちに、親と一緒で俺の事を気持ち悪いと思われてないか、凄く不安になった。
あんまり傷ついてないと思っていたことが、実は心の奥底でガラスの破片みたいに心に刺さっていると初めて気づく。
そこからなんやかんや……泣いたり、笑ったり、感情を素直に出す練習をして、上手く行きすぎてこうなった。
「今じゃ、感情を出しすぎだなんて結構言われるんやけど、昔は全く違かったんやで」
懐かしそうにしみじみ語る様子を見ると、本人はそこまで過去のことを気にしていないように見える。
客観的に見たらだいぶ重い話であり、今も部屋がシンと静まり返っていてなんて話したらいいのか分からない。
「因みに、その時の写真がこれだぞ!」
そう言って、どこからか豚平さんの若い頃の写真を取りだした修さん。
そこに写っていたのは、すごく不機嫌そうな顔をした豚平さんと、笑っている修さん。
「わー!!やめろお前!」
「と、トンちゃん大丈夫?めっちゃ不機嫌やん」
和嶋先生が苦笑いしながらそう聞くと、彼は拗ねたように顔を赤くし修さんは爆笑した。
「……これでも一応笑ってるんですけど!」
「え?!この顔で!?!?」
幸雄さんが驚愕したのも無理はない。
あんまり傷ついてないと思っていたことが、実は心の奥底でガラスの破片みたいに心に刺さっていると初めて気づく。
そこからなんやかんや……泣いたり、笑ったり、感情を素直に出す練習をして、上手く行きすぎてこうなった。
「今じゃ、感情を出しすぎだなんて結構言われるんやけど、昔は全く違かったんやで」
懐かしそうにしみじみ語る様子を見ると、本人はそこまで過去のことを気にしていないように見える。
客観的に見たらだいぶ重い話であり、今も部屋がシンと静まり返っていてなんて話したらいいのか分からない。
「因みに、その時の写真がこれだぞ!」
そう言って、どこからか豚平さんの若い頃の写真を取りだした修さん。
そこに写っていたのは、すごく不機嫌そうな顔をした豚平さんと、笑っている修さん。
「わー!!やめろお前!」
「と、トンちゃん大丈夫?めっちゃ不機嫌やん」
和嶋先生が苦笑いしながらそう聞くと、彼は拗ねたように顔を赤くし修さんは爆笑した。
「……これでも一応笑ってるんですけど!」
「え?!この顔で!?!?」
幸雄さんが驚愕したのも無理はない。