甘い。甘すぎる



とりあえず、髪をポニーテールにまとめて、メイクポーチを鞄に詰め込む。


「よし!」


ダダダダッと階段を駆け降りるとお母さんがお味噌汁だけ用意してくれていた。


それを急いで飲み干して外にでる。



「おせぇ」


「ごめんって。先に行ってくれてもよかったんだよ?」


「お前またコケるだろ」



そう言ってスタスタ歩いて行ってしまう。


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