浮気されたので、復讐します。
修斗は泣きすぎて大変なことになっている。


目を閉じなかったのは褒めてあげようかな。


「よく目を閉じなかったね、修斗。ちなみに、なんであんたは今泣いてるの?」


「だって……それは……」


「私と先輩がキスしてたから、とか言うつもり?」


「え?」

え?じゃねーよ。


「修斗に泣く資格なんてあると思ってる?今よりも激しいキスを他の女子生徒としてたくせに。しかも、私が見ていたとき、その女子生徒はまたね、って言ってた。てことは何回もそんなことを繰り返していたってことだよね?」

「ち、ちがっ」


「そうだよね?」


修斗はやっと頷いた。
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