先輩と甘い初恋はじめました。
伝えたいこと………。それは私だってある。さっきは勢いで合わないとか言ってしまったけど誕生日は一緒にお祝いしたい。
わがままな私で…………ごめんなさい。
「はい。私も、律貴先輩に伝えたいことがあります。明日、一緒にお祝いしましょう」
「………良かった。琥珀にそう言ってもらえて安心したよ。じゃあ、明日は予定通りに遊園地でね」
「はい!」
私は、こんなに幸せ者でいいのだろうか。律貴先輩とキスまでしてしまった。
律貴先輩に触れられたくちびるが熱い。
「あ、そろそろ帰りますか?私、カバン教室にあるので取ってきます」
「ん。ここで待ってるよ」
「わかりました!」
教室にカバンがあることを思い出して戻ろうドアの方に向かって歩き出す。
幸せだな………。律貴先輩と一緒にいるだけで幸せなのに………キス、しちゃったーー!
「わー!恥ずかしいー!」