S級な先輩の溺愛。
「森島さんだよね?」

 みんなが驚いた顔をしていた。

 なつきが言った。
「え?しずくのこと知ってるんですか?」

 久保さんが言った。
「同僚。仕事が確実で、いつもお世話になってる。
 いやー、こんなとこで会えるなんて。」
 嬉しそうだった。

『バレてる。なんで?今まで1度もバレたことないのに。』
 話せなくなっていた。

 なつきが代わりに話してくれた。
「しずくです。
 大学時代からの友達で、口下手だけど、めちゃいい子。」
「辞めて。なつき。」
 照れて、顔が赤くなった。
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