S級な先輩の溺愛。
「森島さん・・・あっ、いや、しずくちゃんってそんな顔するんだ!」
「別に言い直さなくていいですよ。
 さっきから、苗字言ってるんで。」

『帰りたい。帰りたい。
 会社の人に会うなんて。しかも、社内1のイケメン完璧男に、こんなところで会うなんて。最悪。』

「相変わらずだなぁ。」
 久保さんは笑った。
 私は、笑えなかった。

 みんなで、ざっくばらんに話をしていた。

 しかし、いつしか、なつきはせいくんと、りなはたいすけくんと話すのが多くなっていた。
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