S級な先輩の溺愛。
 ラーメン屋についた。

「塩ラーメンとチャーハンお願いします。」
 久保さんも同じのを頼んだ。

「ここ美味しいんだよ。」
「はい。一度来てみたかったです。」
 ラーメンがテーブルに置かれた。

 私は、一心不乱に食べた。
 たぶん、一言も発していないと思う。
 食べ終わり、店を出た。

「ご馳走様でした。」
 店主に挨拶し、久保さんに挨拶した。

 私にとって、ラーメンは大事な食べ物だった。久保さんは、一緒にいるのに、食べてる間、一言も話さなかった。私も話さなかった。それが、とても事前だった。

 車に乗る前に、喫煙をした。
 久保さんも一緒に、喫煙をした。
< 41 / 62 >

この作品をシェア

pagetop