S級な先輩の溺愛。
 次の日の朝、私は少しダルい気がした。
 でも、仕事は休む気はなく、準備をして向かった。

 いつものように、ルーティンをこなした。
 久保さんは出社してすぐ、声をかけてきた。
「森島さん、大丈夫?」
「大丈夫です。」
 少し、突っぱねた感じになった。
「あっ。ごめんなさい。」

 それからも仕事を続けた。
 昨日の久保さんが頭から離れない。

 昼休憩が終わり、課長に、まとめた資料を提出した。

 定時になり、朝より調子が悪かった。
 トイレに行った。
 声が聞こえてきた。
 久保さんの声だった。
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