S級な先輩の溺愛。
「久保さん、今日、眠そうですね。」
「昨日、姉貴が突然きてさぁ。泊めてって。
 めちゃくちゃ、寝心地悪かったよ。」

『なんだ、お姉さんか。』
 ホッとした。

 ダルさは残っていたため、定時に帰ろうとした。

 すると、課長に呼び止められた。
「森島さん、ちょっと。」
「あっ、はい。」
 課長の元に行った。

「昼に提出してくれた、資料、ちょっとおかしくて、確認してみて。」
「えっ、はい。」

「森島さん、珍しい。いつもちゃんと確認してから出すのに。」

 確認すると、確かに間違っていた。
 確認してくれた課長に感謝。大変な事態になるところだった。
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