S級な先輩の溺愛。
 今日は、金曜日のため、残業して直してから帰ることにした。
 ダルいけど、月曜日の朝には提出したかったからだ。

 残業していると、みんな続々と帰って行って。
「お疲れ様。」
「お疲れ様です。」
 手は動かしていた。

 みんな帰ってしまった。

『もう少しで終わる。20時までには終わりそうだ。頑張ろう。』

「お疲れ様。」
 久保さんだった。
「お疲れ様です。まだ、みえたんですね。」
「うん。今日中に資料集めたくて、資料室にいた。コーヒー飲む?」
「ありがとうございます。」
 缶コーヒーをくれた。

「頑張ります。」
「うん。手伝うよ。」
「大丈夫ですよ。もうすぐ終わります。
 ありがとうございます。」
「はい。じゃあ、頑張って。」
 久保さんは、事務所を出た。
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