S級な先輩の溺愛。

久保さんとは

　久保さんと目があった。
こっちに向かって歩いてくる。

『なんか、用事？』

「おはよう、森島さん。」
「おはようございます。」
「朝から悪いんだけど、今日の会議の資料、20部コピーしてくれない？時間なくて。」
「はい。わかりました。」
「よろしく。」

『爽やかな笑顔。女子ならたまんないね。ってか、事務、他にもいるんだけど、なんでいつも私なの？まぁ、やりますけど。』

　コピーをして、資料を1部ずつまとめて、わかりやすいように、付箋をつけた。

　久保さんのところに持っていく。
「今日の会議の資料です。あと、コーヒーどうぞ。」
「ありがとう。仕事が早いし丁寧で助かるよ。コーヒーまで、どうも。」

『これ、胸キュンポイントなんだろうなぁ。私は、しないけど。』

「いえ、仕事ですから。」
「ありがとう。」
　久保さんの元を去り、自分の場所で仕事をする。
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