ショップラブ☆(短編)
20時
大学生になって早二年。
ちょうど大学に入学した頃から始めた本屋さんのバイトにも慣れてきて、
毎日の生活は充実して楽しかった。
「明希ちゃん、後よろしくね。」
『はい!お疲れさまです。』
仕事に慣れた私は、
店長からも信用してもらえていて、
こんな風に用事があってどうしても店を離れないといけない日は
店長は私に店を任せて帰っていったりする。
平日は大学の授業が終わってから、
土日なら朝からでも、
週に5日はここの本屋でバイト。
元々、本が大好きで
ずっと本屋でバイトしたいなって思ってた。
そんなに広くないけど落ち着いた店内。
店の人たちもみんな良い人たちばかりで、バイトしやすい。
だからバイトは結構楽しいんだ。
外はもう真っ暗ですっかり夜って感じだった。
私は腕時計を見る。
20時………
もうすぐ…
今日は来るかな……?
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