ショップラブ☆(短編)
時計の針は20時を過ぎた…
今日は来ないかあ、と諦めかけたその時。
『いらっしゃ……いませ。』
店に入ってきたのは
名前も知らないあの人。
きたー!!!
その人は入ってくると、
スタスタと携帯小説の書籍が並んである場所へと向かった。
今日もかっこいいなあ…
どんな人なんだろう?
クールな人なのかな?
数分後、
その人はレジに
今よく売れてる携帯小説の本を持ってきた。
『いらっしゃいませ、お預かりします。ブックカバーはどうされますか?』
「つけてください。」
そう、知ってる。
いつも小説を買う時、ブックカバーをつける。
お金はちょうどを払うし、
レシートは要らないんだ。