ショップラブ☆(短編)
友達関係
無理を言って、
仕事が終わるのを待たせてもらった。
迷惑だよね…
落ち込みそうになりながら、松田さんを待つ。
「ごめん、遅くなって。」
ショップの裏口から出てきた松田さんは
いつものカジュアルで格好いい服装をしていた。
『ごめんなさい。無理言って…』
「全然大丈夫。気にしないで。どっか飯でも行く?」
いいんですか?
ただの客の私と、ご飯…食べてくれるなんて…
なんか…夢みたいだなあ。
私と松田さんは
近くの和食店へ入った。
「へぇ〜高崎さんって彼氏いないんだ。いると思ってた。」
『どうしてですか?』
「なんとなく…イメージで。」
松田さんとの会話はとても楽しくて
仲の良い友達と食事しているような時間を過ごすことができた。
松田さんのことをいつもよりたくさん知れた気がした。
松田さんと近くなれた気がした。