ショップラブ☆(短編)
ずっとずっと
季節は流れ、
松田さんのショップに通い出してから
2年が経った。
私は本屋でバイトしてたこともあって、
本に関係した仕事をしたいと思った。
そして今年から
出版社への就職が決まった。
まだ仕事は忙しくて
慣れない私はグッタリしながら帰宅。
でも松田さんからのメールで元気になれるんだ。
働き始めてからは
なかなか店には行けてないんだけど
松田さんとはたまに食事に行ったりして
まだ連絡を取り合ってる。
“仕事大変そうだね。慣れないうちは辛いだろうけど頑張って!また飯でも行こう!”
シンプルなその文字たちにどれだけ私が助けられているか…
松田さんは知らないんだろうな。
どれだけ私が
松田さんを好きか。