王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます


ボーっとしていると、レーウィスに声をかけられた。

「いきなりこの国の重要人物が来たらびっくりするよねぇ?」

続いて、キースにも声をかけられる。

そんなに戸惑っていることが出てしまっているだろうか。

「ちょっと、そこの二人。喧嘩してないで、ちゃんと説明」

「…あぁ、ルージュ嬢すまんな。とりあえず座ってくれ」

「はい…」

二人掛けのソファに一人で座る。
< 210 / 421 >

この作品をシェア

pagetop