王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます


互いにお辞儀をして終わる。

一休みしようと歩き出したら、すぐに目の前にクフォードが現れる。

「今度は俺とだ」

「はい…」

逃げられるわけがないので、大人しく差し出された手に自分の手を重ねる。

「一週間でよくここまで仕上げたな」

「王太子殿下にもほめていただきました。カーラはいい先生でした」

「そうか、それはよかった」
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