王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます
王子たちは言葉を失う。
「家族が必ずしも待っててくれるとは限らない…。
それにっ、今を幸せに生きてるなら、前を向けているのなら…っ
今さら私がでて、かき乱すべきではないと思ったから…っ」
家族が必ずしも子供を愛すわけじゃないことを、施設で目の当たりにしてきた。
だからこそ、ずっと言えないまま。
傷つくことを恐れていた。
ずっと、自分に言い訳をしてきた。