王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます


「ネロ、本当に帰ってきてくれたんだね」

アルフェンが存在を確かめるように、頬に触れる。

「はい、帰ってきました」

「っ~、ネロ~ッ」

今度はギュウッと抱きしめられる。

「俺も抱きしめてもいいか?」

「はい、もちろん」

左右にクフォードとアルフェン。
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