王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます


「こ、これって…」

一人が地面に落ちたそれを拾うと、それは魔石だった。

「す、すごい」

一つ一つは小さくしてあるものの、あんな大規模の花火のすべてが魔石だなんて。

ネロリナにしかできない芸当だ。

隣に座る兄二人も驚いている。

「すごすぎ」

「まじか…、ここまでか…」
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