王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます
「またね、サフィ…、お義母さん」
「っ…、ふふっ。あなたにそう呼んでもらえてうれしいわ。ありがとね。
…国王陛下、王妃殿下、私が言うことではありませんが、
どうかルージュを、ネロリナ王女殿下をよろしくお願いいたします」
サフィは父様と母様に頭を下げる。
「あぁ、もちろんだ」
「もう、つらい思いなんてさせませんわ」
「「私たちが必ず守ると誓います」」