王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます
「ま、まぁ、とりあえずお開きな」
キースが何を言ったのか気になったが、みんなが席を立ったのでそれに倣う
「じゃあ、またな」
「またね、ルージュちゃん」
「また会いましょうね」
「はい…」
(関わらないようにするはずが、どんどん、向こうのペースに巻き込まれていってる気がする)
寮に帰りながら、考える。
これでいいのか、これ以上はやめた方がいいか
(あぁもう、めんどくさい。…でも、)
これはこれでいいかもな…、なんて思ったり思わなかったり