王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます
『何か追い出すいい方法はないかしら』
『そうですね…』
『一刻も早く追い出して、この学園を綺麗にしないと』
(…私は、ばい菌ってことかな)
『では、まずはクラスのみんなに協力を仰ぐのはいかがでしょう』
『そうね…』
『みんなで案を出し合っていけば、いい方法が見つかるかもしれません』
『そうね、みんなも綺麗な状態で学びたいはずだものね。では近々、クラスメイトを招いてお茶会を開きましょう』
『それはいいですね、みんなレイチェル様とお話したがっているはずですわ』
『まずは招待状の用意とーー…』
それから、お茶会の計画が始まった。
お茶会に招待するとともに、嫌がらせにも招待するつもりのよう。