例え私が消えたとしても俺は君の隣にいると誓う
バイキング会場。

私たちのほかにも宿泊のお客さんがたくさんいた。

種類豊富な料理。

お手頃バイキングとは比べ物にならないほどの華やかさ。

食材ひとつひとつが高級ってことが、無知な私でも分かる。


豪華な料理の品々に圧倒される私。

そんな中、私たちはお皿を持ってお料理が並んでいるコーナーを巡る。

さすが男子。

湊くんと冬弥くんはお皿にたくさん盛り付けてていた。

お寿司、ステーキ、サラダにスープ。


美波ちゃんのお皿には……。

カニ、ハンバーグ、唐揚げ、ケーキ。

……とにかくケーキがたくさん盛られていた。

お皿の上がスイーツパラダイス。

カロリー高そう……。


豪華の料理がたくさん並べてある会場。

その中から私がお皿に乗せたのはお刺身だった。

お刺身とサラダ。

正直もったいないとは思う。

こんな豪華な料理は二度と食べられないかもしれない。

だけど、カロリーオーバーすることを考えたら我慢することなんて簡単。

豪華な料理より低カロリーが優先。
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