例え私が消えたとしても俺は君の隣にいると誓う
「湊くんっ。今、救急車呼んだからねっ」
目を開けて。
お願いだから。
なんで。
なんで湊くんが倒れたの……。
どうして。
頭がパニックになる。
だけど、冷静でいないと……っ。
そう思えば思うほど、パニックになっていく。
昨日も元気だったのに。
今だって普通に話していたのに。
なんで急に倒れたの……。
「もしもしっ!? 冬弥くん!?」
私は冬弥くんに電話をかける。
寝起きであろう冬弥くんの声。
だけど、今目の前で起こっていることを伝えたらすぐに駆け付けてきてくれた。
隣には美波ちゃんもいて、2人で湊くんに駆け寄る。
「湊っ!? どうしたんだよ!?」
「西園寺くんっ」
「優奈、救急車は?」
「呼んだ。もう少しで来てくれると思うんだけど……っ」
応急処置の仕方も分からない。
そもそもなんで湊くんが倒れたのかもわからない。
そんな状況で私たちのできることはなく、ただ湊くんの名前を呼ぶだけだった。
目を開けて。
お願いだから。
なんで。
なんで湊くんが倒れたの……。
どうして。
頭がパニックになる。
だけど、冷静でいないと……っ。
そう思えば思うほど、パニックになっていく。
昨日も元気だったのに。
今だって普通に話していたのに。
なんで急に倒れたの……。
「もしもしっ!? 冬弥くん!?」
私は冬弥くんに電話をかける。
寝起きであろう冬弥くんの声。
だけど、今目の前で起こっていることを伝えたらすぐに駆け付けてきてくれた。
隣には美波ちゃんもいて、2人で湊くんに駆け寄る。
「湊っ!? どうしたんだよ!?」
「西園寺くんっ」
「優奈、救急車は?」
「呼んだ。もう少しで来てくれると思うんだけど……っ」
応急処置の仕方も分からない。
そもそもなんで湊くんが倒れたのかもわからない。
そんな状況で私たちのできることはなく、ただ湊くんの名前を呼ぶだけだった。