短編集




色々な人々が街を出歩いていた。




あっ、あのカップル!



その中で私は




多分、身長差私達と同じですね。




私と駆君と同じくらいの身長差のカップルが目に入った。



…… まぁ、私達とは性別が逆なので本当に理想的な身長差カップルなんですが。




そう考えて少し悲しくなっていると、



「あっ!見てねぇ、あのカップル?」



そのカップルが私達を指差す。




その動作にドキリと心臓が跳ねた。



なっ、なに?いきなり。



胸が微かにざわつく。



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