短編集
「でもほら、婚姻届だと先輩ビリビリに破っちゃいそうじゃないですか」
「君の中で私はどういうイメージなんだい?」
あと、無駄に頬を染めないで欲しいな。
「貰った高っいアクセサリーとかすぐに質に入れそうなイメージです!」
「うーん、あながち間違ってないのが更に悲しいな」
自信満々なのはムカつくことこの上ないが。
「いや、あのさ例え婚姻届書いたとしても私達まだ結婚できる年齢じゃないからね」
「というか、君がその年齢じゃないからね」
「えっ!?つまり!年齢が達していれば先輩は結婚してくれ「しません」
「…… そうですか」