アイドルと私。
第2章
〜♪
アラームが鳴ったって事は6時半だ。眠い体を動かしながら枕元に置いてあった携帯を探り出し、アラームを止める。
んーっと伸びをして、体を起こし携帯をチェックすると1件のLINEが。開くとそこには新庄雅人…あ、昨日の人で遅くまで仕事だったから返信が来なかったのか。改めて連絡が来た時間を確認すると2時前の通知時間に遅くまで大変だったのかと思い、

「おはようございます。遅くまでお仕事との事なのでお身体壊さずに、無理しないでください。」

って返信を打って、シャワーを浴びに浴室に向かう。シャワーを浴び終えて、ストレッチして、朝ごはんを食べると8時。今日のメイクはどんな風にしようかな?とメイクドレッサーを開け、このメイクしたいならお洋服は…とクローゼットを開け、身支度を始める。今日の気分はピンクだったから、ピンクとブラウンのアイシャドウ、目元は黒のアイライナーとマスカラで引締めて、ピンクのチークに最後にリップ。このリップを塗る時ちょっとドキドキする。今日のメイクはどんな感じだろう?自分が思ってた仕上がりになったのかな?なんて思いながら鏡を見ると悪くない。髪をふんわり巻いてる時にLINEの通知音が。

「おはようございます!朝早いですね!今日もお仕事?俺も11時から仕事だよー」

って。そんなLINEに

「おはようございます。お互い頑張りましょうね」

なんて打って、白い袖がフリルになっててタイトなワンピースに着替えて家を後にした。
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