アイドルと私。
第8章
月日は流れて、桜も散った頃、私達は付き合って半年が経とうとしてる。
「それなのになんでこんなに会えないの!?」
今は恒例の夜の電話中。電話の相手は勿論雅人くん。
「せっかく会える回数増やそうと思って合鍵渡したりしてるのに…」
そう。鍵も貰って、雅人くん家には週2ぐらいで行くけど、タイミングがなかなか合わず、掃除してご飯を作り置きするのが主で、会えても2週間に1回ぐらいのペース。
「俺も紗莉ちゃんも忙しいもんね…」
あ、絶対今耳と尻尾をしゅんとさせた。
「ごめんね、中々会えなくて…」
「ううん、紗莉ちゃんが謝る事じゃないし、誰が悪い訳でもないからね。何かいい案ないかな〜これから紗莉ちゃんにいっぱい会える方法。」
私も雅人くんに会いたい。だけどこればっかりはどうしようもない。お互い仕事をしてて、雅人くんは仕事の時間が安定してない。だからタイミングが合わなくて、すれ違いばっかになってしまう。
「あ!いい事思いついた!」
ちょっと嬉しそうに言う雅人くんになに?って聞くと
「まだ内緒〜次の休日デート楽しみにしてて!」
そう言って切れた電話。なんだろ?何を思い付いたんだろう?次に会う日はお互い休みの日。それまでに答えは分からないのでモヤモヤのまま過ごす事に。
「それなのになんでこんなに会えないの!?」
今は恒例の夜の電話中。電話の相手は勿論雅人くん。
「せっかく会える回数増やそうと思って合鍵渡したりしてるのに…」
そう。鍵も貰って、雅人くん家には週2ぐらいで行くけど、タイミングがなかなか合わず、掃除してご飯を作り置きするのが主で、会えても2週間に1回ぐらいのペース。
「俺も紗莉ちゃんも忙しいもんね…」
あ、絶対今耳と尻尾をしゅんとさせた。
「ごめんね、中々会えなくて…」
「ううん、紗莉ちゃんが謝る事じゃないし、誰が悪い訳でもないからね。何かいい案ないかな〜これから紗莉ちゃんにいっぱい会える方法。」
私も雅人くんに会いたい。だけどこればっかりはどうしようもない。お互い仕事をしてて、雅人くんは仕事の時間が安定してない。だからタイミングが合わなくて、すれ違いばっかになってしまう。
「あ!いい事思いついた!」
ちょっと嬉しそうに言う雅人くんになに?って聞くと
「まだ内緒〜次の休日デート楽しみにしてて!」
そう言って切れた電話。なんだろ?何を思い付いたんだろう?次に会う日はお互い休みの日。それまでに答えは分からないのでモヤモヤのまま過ごす事に。