アイドルと私。
荷物を片付けて、私の方が終わるのが遅かったから2人にも手伝ってもらって、お昼ご飯を食べに外に出て、その流れで必要な物を買い出して、最後にスーパーで食料品も買って、食材を冷蔵庫に入れている時にインターホンが鳴り、直樹くんがやってきた。

「えー!もうやる事ないの?」

ダンボールの山は片付けられてて、電化製品など全て稼働されてたり、設置されてる所を見て落ち込んでいる。

「お前来るのおせーもん。」

「意外にやってみたら終わっちゃった。買い物も済ませてるし。」

追い討ちをかけるように雅人くんと幸一くんからの言葉で、また落ち込んでしまった。

「昨日直樹くんが手伝ってくれたお陰で、今日は幸一くんが来てくれたお陰で全て終わりました。ありがとうございます。って事でお礼としてご飯を作りたいと思うのですが、直樹くん手伝ってくれますか?」

って聞くとパァっと顔が明るくなって、うん!って。昨日から動いてもらってて、嫌な顔ひとつせず、むしろ今日やる事が無いことに落ち込んでるのは謎だけど、再び元気になってくれて良かった。
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